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ローヤルゼリーの成分(γ-アミノ酪酸)

ローヤルゼリーの成分、γ-アミノ酪酸(ガンマ-アミノらくさん)についてご紹介します。

ローヤルゼリーに含まれるγ-アミノ酪酸

ローヤルゼリーにはγ-アミノ酪酸が含まれています。
γ-アミノ酪酸は、たんぱく質を構成するアミノ酸の一種で、人間の体内でも合成できる非必須アミノ酸です。

また、γ-アミノ酪酸はGABA(ギャバ)の別名でも呼ばれることもあります。
リラックス効果があることで有名で、チョコレートやグミなどのお菓子にも「GABA配合」などとしての商品が複数販売されています。

食材では、ローヤルゼリー以外にも発芽玄米に多く含まれています。
またγ-アミノ酪酸は漬物や味噌やキムチなどの発酵食品にもふくまれており、人の体内ではビタミンB6やグルタミン酸を材料に合成されます。

γ-アミノ酪酸の効果

リラックス効果

γ-アミノ酪酸には、脳をリラックスさせる副交感神経の働きを促進させる効果があります。
脳がリラックス状態になることでイライラを感じ難くなったり、興奮していた気持ちが落ちついたりします。
また、リラックスによって安眠がもたらされるなど、心身の健康維持にも繋がります。

血圧上昇を抑える

γ-アミノ酪酸には体内の塩化ナトリウムを除去する働きがあります。
塩化ナトリウムは高血圧の原因となる物質でもあり、γ-アミノ酪酸によって排出されることで血圧上昇を抑える効果が期待されています。

実際にγ-アミノ酪酸を用いた実験では人への血圧降下効果が確認されています。
特に高血圧のみに作用し、正常血圧には作用しないことも分かっています。

生活習慣病の予防

γ-アミノ酪酸は、ノルアドレナリンを抑える働きがあります。
ノルアドレナリンは神経伝達物質のひとつで興奮やイライラを引き起こすだけではなく、血糖や血中コレステロールを増加させる物質です。
そのため、ノルアドレナリンが活発な状態が続くと糖尿病や動脈硬化といった生活習慣病を引き起こす恐れがあります。
つまり、γ-アミノ酪酸によってリラックス効果がもたらされることで、血糖や血中コレステロールの増加を防ぎ、生活習慣病予防にも繋がるのです。

γ-アミノ酪酸の不足

γ-アミノ酪酸が不足すると、イライラしたりストレスを感じやすくなったり、不眠状態になる可能性があります。
また生活習慣病のリスクも高めたり、更年期障害の症状を強めたりしてしまいます。
γ-アミノ酪酸不足が気になる方は積極的な摂取を心掛けるようにすると良いでしょう。

γ-アミノ酪酸の摂取を意識するなら、体内での合成材料となるビタミンB6やグルタミン酸も一緒に摂取するのがおすすめです。
ビタミンB6はカツオやマグロなどに、またグルタミン酸は昆布などの海藻類に多く含まれますが、γ-アミノ酪酸とともにローヤルゼリーにも含まれています。
ローヤルゼリーはその他にもビタミンB類やミネラル、体で合成できない必須アミノ酸など40種類以上もの栄養素でバランスよく構成されており、健康サポートを目的とした栄養摂取にも選びやすい食品です。

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