ローヤルゼリーの産地(ベトナム)
日本で消費されているローヤルゼリーは、主に中国・台湾・日本で採取されたものです。
また、近年はベトナム産ローヤルゼリーにも注目が集まっています。
ローヤルゼリー産地としてベトナムの特徴や、ベトナム産ローヤルゼリーの品質についてご紹介します。
ベトナム産の特徴
ベトナムは養蜂に適している国です。
養蜂に必要な条件は大きく2つ、環境の綺麗な土地と、蜂が活動しやすい温かな気候です。
ベトナムにはこの2つの条件が揃っています。
ベトナムは日本よりも南西に位置しています。
南北に長く、北部と南部では気候がやや異なりますが、冬でも気温は北部で15度以上、南部で25度以上になる日が多く、ローヤルゼリーが一年を通じて採取できます。
そのため、春や夏にしか採取できない稀少な日本産のローヤルゼリーと比較すると、価格は安いです。
またベトナムは日本に比べて人件費が安く、生産コストも安く済みます。
ベトナム産ローヤルゼリーの品質
ベトナム産のローヤルゼリーは、品質は良好です。
しかし、鮮度の問題から日本で消費者が手にするまでに品質が損なわれてしまう可能性は否めません。
ローヤルゼリーは鮮度が品質を決めるといっても過言ではありません。
その理由は、ローヤルゼリーが酸化しやすい素材であるためです。
光を浴びたり空気に触れたりするとすぐに酸化が始まり、時間がたてばたつほど栄養が損なわれてしまいます。
ベトナムから日本まではどうしても移送に時間がかかるため、生ローヤルゼリーでは日本産と比較すると鮮度で劣ってしまう傾向があるのです。
ベトナム産ローヤルゼリーを購入するには
ベトナム産ローヤルゼリーは製品としては日本国内ではまだまだ少なく、市販では見つけるのが困難です。
入手方法としては旅行などで訪れた際に購入するのが主です。
ただし、現地で購入するとなると、言語の違いから、成分表示などを読み取るのが難しく、品質を比較するのが難しくなってしまいます。
できるだけ、無添加・無農薬といった特徴から選ぶようにすると品質や安全性に配慮された商品に出会いやすくなるでしょう。
日本産の無添加・無農薬の生ローヤルゼリーとなれば100gあたりの価格が2万円以上する商品も珍しくありませんが、ベトナム産ローヤルゼリーでは100gあたり5,000円ほどで買えます。
また、購入後は冷凍または冷蔵で保存するようにすれば酸化も抑えることができます。
ベトナム産ローヤルゼリーは、日本国内での供給数はまだまだ少ないですが、良好な品質と安さで注目が集まっています。
今後日本でベトナム産ローヤルゼリー商品が増えていくことに期待が持たれています。
どれを選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひ、参考にしてみてください。 続きを読む