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ローヤルゼリーの産地(中国)

ローヤルゼリーは日本で人気の健康食品ですが、そのほとんどは輸入に頼っているのが現状です。
輸入元で多いのは中国産で、品質が気になるとの消費者の声が聞かれることもあります。
ローヤルゼリー産地としての中国の特徴や、中国産ローヤルゼリーの品質などについてご紹介します。

中国産の特徴

中国は養蜂に適した国です。
その理由は広い国土にあります。
自然が多く残されており、蜂たちが活動しやすく、養蜂場を設置しやすい環境です。

特に中国内でも通年を通して温かな地域では蜂が年中活動することができます。
そのため、日本に比べるとローヤルゼリーも大量に採取しやすいです。

実際に中国から日本へは大量のローヤルゼリーが輸入されています。
2014年度を例にあげると、中国からの輸入量は約399トンでした。
ちなみに、同年の日本国内での生産量が3トンです。
現状、日本国内で流通している90%は中国産であり、ローヤルゼリーの需要が高い日本にとって中国は重要なローヤルゼリー産地だと言えます。

中国産ローヤルゼリーの品質

輸入ローヤルゼリーと聞くと気になるのは安全性です。
特に、中国は大気汚染などの環境問題が話題に上がることもあり、ローヤルゼリーへの悪影響が心配されています。

しかし、心配にはおよびません。
中国産ローヤルゼリーにも高品質なものはたくさん存在します。
例えば、農薬の影響を受けない農地に養蜂場を設置するなど、品質への工夫がなされているのです。

また、中国産ローヤルゼリーといっても、その養蜂には日本企業が携わっていることも珍しくありません。
日本企業の直営養蜂場や、提携養蜂場であれば、生産の技術や品質管理は日本と同レベルで行われています。

ただし、鮮度についてはネックがあります。
ローヤルゼリーは酸化しやすく、採取から時間が経てば経つほど栄養が損なわれてしまいます。
特に生ローヤルゼリーは鮮度が命とも言われるほどで、採取から消費者の手に届くまでの時間が短ければ短いほど高品質として扱われます。

中国の養蜂場ではローヤルゼリーを採取してすぐに冷凍するなど、酸化を防ぐ対策を行っています。
しかし、日本産に比べるとどうしても移送に時間がかかってしまうため鮮度では国内産に劣りやすい傾向があります。

一方、中国産ローヤルゼリーのメリットは価格の安さです。
大量に採取できることから日本産の1/5程度の価格で購入できる製品もあります。

安全な中国産を見分ける方法

ローヤルゼリーの品質は産地だけで判断することはできません。
しかし、粗悪品が紛れている可能性があるのも事実です。
中国産ローヤルゼリーを購入するときはその品質や安全性も確認することをおすすめします。

基本的に、海外製品は残留抗生物質検査に合格しなければ輸入できません。
そのため一般に流通しているものは安全だといえます。

またローヤルゼリーの品質の目安となるものに「公正マーク」があります。
公正マークは、日本国内での公益性が高い、自主規制団体である(社)全国ローヤルゼリー公正取引協議会の審査をパスした商品にのみ与えられるものです。
含有成分や衛生面、製造工程なども含め厳しく審査されています。

中国は養蜂に適した土地で、ローヤルゼリーを多く生産して日本へ輸出しています。
中国産は価格が安いため、初めてローヤルゼリーを食べる人でも試しやすいです。
購入時には公正マークを目印にすると選びやすくなるでしょう。

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