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ローヤルゼリーの成分(グリシン)

ローヤルゼリーの成分、グリシンについてご紹介します。

ローヤルゼリーに含まれるグリシン

ローヤルゼリーにはたんぱく質が含まれています。
ローヤルゼリーに含まれるたんぱく質は、人の体内で合成できない必須アミノ酸9種類と、その他15種類の非必須アミノ酸で構成されています。
このうちグリシンは非必須アミノ酸です。

グリシンは、ローヤルゼリー以外の食品ではエビ・カニ・貝などの魚介類や、牛乳・豚肉などの肉類に多く含まれています。
肉類では特に、牛すじや豚足・鶏軟骨といった動物性コラーゲンに多いです。

またグリシンは、菌の繁殖を防いだり水に溶けやすかったりといった性質を持っているため、食品の保存性を上げる添加物としても用いられています。
さらにグリシン自体は味が甘く、味を調える働きもあるため、調味料としても広く扱われています。

このようにグリシンは一般的な食材から摂取できます。
ちなみに人の体内では、セリンやスレオニンから合成されています。

グリシンの効果

安眠効果

グリシンには安眠効果があります。
グリシンが持つ体の中心部の体温を下げる働きにより、眠りにつきやすくなるのです。
実際に、夕食にグリシンを含む食事を摂取すると睡眠の質が向上し、翌日の疲労感が減ることが分かっています。
しっかり体を休めることができるため、健康や体の成長にも貢献するといえます。

ストレス緩和

グリシンには神経伝達物質のセロトニンを増やす働きがあります。
セロトニンには気持ちをリラックスさせる効果があり、グリシンを摂取することでストレス緩和に繋がります。
また、このリラックス効果からうつ症状の善にも効果が期待されています。

肝機能を正常に保つ

グリシンは肝臓の働きをサポートします。
例えば、体にとって悪影響を及ぼす物質を尿に取り込み体外に排出させたり、アルコール代謝を促進したりします。

生活習慣病予防

グリシンにはコレステロール値を下げる効果があります。
これにより、高血圧や脳卒中といった生活習慣病予防が期待できます。

また、グリシンは抗酸化作用も持ちます。
抗酸化作用により、体や内臓を衰えさせる原因となる活性酸素を除去できるため、健康維持に繋がります。

美容効果

髪の毛や肌の主成分はたんぱく質です。
グリシンも髪や肌を構成するたんぱく質に多く含まれています。

例えば、髪の毛や爪の主な成分であるケラチンのうちグリシンが占める割合は約15%です。
また、肌にハリや弾力を持たせるコラーゲンの約30%、肌の潤いを保つエラスチンの約30%がグリシンで構成されています。

グリシンの過剰症や欠乏症

グリシン過剰についての動物実験では、大量摂取で呼吸器系に異常をきたす結果が確認されています。
しかし、本来グリシン自体には毒性はなく、安全性が高い成分です。
実際に、私たちは普段さまざまな食品からグリシンを摂取しています。
そのためローヤルゼリーを適量食べる程度では過剰症になる心配は少ないと言えます。

反対に、グリシンが不足すると疲れやすくなったり、不眠やストレスの影響をうけやすくなったり、関節痛や肌荒れを起こす可能性があります。

ローヤルゼリーには、グリシン以外にもビタミンやミネラル、グリシンを体内で合成する材料であるセリンやスレオニンも含まれています。
そのためローヤルゼリーは、グリシン不足が気になる人はもちろん、毎日の栄養バランスが気になる人にも役立てやすい栄養補助食品だといえます。

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