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ローヤルゼリーの成分(プロリン)

ローヤルゼリーの成分、プロリンについてご紹介します。

ローヤルゼリーに含まれるプロリン

ローヤルゼリーには女王蜂を成長させるのに必要なたんぱく質などの栄養素がバランス良く含まれています。
プロリンもローヤルゼリーに含まれるたんぱく質の一種です。
また、人の体内にも存在し、健康維持に欠かせない栄養素でもあります。

プロリンはローヤルゼリー以外の食べ物では、豚肉、軟骨といった動物性ゼラチン質などに多くに含まれています。
また、動物性たんぱく質だけではなく、小麦や大豆食品などの植物性たんぱく質にも存在しています。
ちなみに、水分を固めるゼラチンも豚や牛の骨から抽出した成分原料になっているため、ゼラチンを使ったゼリーなどのお菓子にもプロリンが含まれています。

プロリンは食事から得られるだけではなく、人の体内でも、同じ非必須アミノ酸であるグルタミン酸などを材料に合成することができます。

プロリンの効果

美肌効果

プロリンにはコラーゲンの生産を促進し、量を増やす働きがあります。
コラーゲンは、お肌のハリや弾力を保って乾燥やシワを防ぐなど、見た目に若々しい印象を与えてくれるため、美容が気になる女性に人気の成分です。

スキンケアではコラーゲンを配合した化粧品も数多く登場していますが、体の中からできるケアとして、プロリンをはじめとした栄養バランスの取れた食事も心掛けると良いでしょう。

関節痛を予防する

プロリンのコラーゲン生産促進効果は、関節痛予防にも効果が期待されています。

関節痛は骨と骨の間にある軟骨の減少によって起こります。
通常、関節にある軟骨が、骨同士の摩擦を軽減させるなどクッションの役割を果たし、動きの衝撃を和らげたり骨同士がこすれ合うのを防いでいます。
しかし、軟骨がすり減ったり新しい軟骨成分が作られなくなったりすると、クッションが弱くなり、痛みを引き起こす原因になってしまいます。

その軟骨成分の約5割を占めているのがコラーゲンです。
つまり、コラーゲンを増やすプロリンが不足すると軟骨が作られ難くなり、関節痛が起こりやすくなってしまうのです。

体の脂肪を減らす

プロリンは、脂肪燃焼を促進するリパーゼの働きを促進します。
これにより皮下脂肪や内臓脂肪を減らす効果が期待されています。

プロリンの不足や過剰症

プロリンの過剰摂取については研究データが少なく、具体的なことはまだ分かっていません。
これは多少プロリンを摂り過ぎた程度では、健康に悪影響を及ぼす可能性は少ないとも言えます。
ローヤルゼリーを適量摂る程度では過剰症になる心配はないでしょう。

しかし、プロリン不足は肌が乾燥しやすくなったり関節痛が起こりやすくなったりと、美容や健康に悪影響を及ぼす可能性があるので注意しなくてはいけません。

一般的な食品からも摂取できるプロリンですが、普段の食事バランスが悪いと不足状態になってしまう可能性もあります。
プロリンは美容やダイエットサポートにもなる栄養素であるため、不足が気になる人はローヤルゼリーなどの栄養補助食品を利用するのも良いでしょう。

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