ローヤルゼリーの成分(ビタミンB6)
ローヤルゼリーの成分、ビタミンB6についてご紹介します。
ローヤルゼリーに含まれるビタミンB6
ローヤルゼリーには10種類のビタミンが含まれています。
その中のひとつにビタミンB6があります。
ビタミンB6は代謝を促進したり、肌や髪の毛を作ったり、人の健康維持にも必要な栄養素です。
ローヤルゼリー以外の食品ではレバー、卵、まぐろ、かつお、大豆製品、にんにくなどに多く含まれています。
また、人の体内でも合成することができます。
ビタミンB6の効果
体を丈夫にする
ビタミンB6は食べ物から摂取したたんぱく質の代謝を促す働きがあり、血液や筋肉を作っています。
さらに、余分なたんぱく質は、体を動かすエネルギーに変えてくれる働きも持っています。
つまり、ビタミンB6には丈夫な体や体力を作ってくれる効果があるのです。
筋肉をつけたい人など、体作りを行っている人にも欠かせない栄養素です。
アレルギー症状の緩和
ビタミンB6は、免疫機能を正常に保ちます。
免疫はウイルスなどの外敵から体を守ってくれる働きがありますが、過剰反応すると、アレルギー症状を引き起こす原因になってしまいます。
ビタミンB6には免疫機能を正常化し、アレルギー症状を軽減する効果が期待されています。
生活習慣病予防
ビタミンB6の代謝促進の働きは、脂質の代謝も促し、体内への脂肪蓄積を防いでくれます。
また、ビタミンB12や葉酸とともに摂取すると、ホモシステインの増加も抑えてくれます。
ホモシステインは、血栓を作る原因となる物質であり、血中に多くあると脳梗塞などを引き起こすリスクを高めます。
つまりビタミンB6が脂肪蓄積を抑制したり、動脈硬化を防いだりすることで生活習慣病予防効果が期待できるのです。
ちなみに、ローヤルゼリーにはビタミンB12や葉酸も含まれています。
PMSの予防
ビタミンB6は女性ホルモンの代謝にも関わっており、ホルモンバランスを整える効果があります。
ホルモンバランスの乱れは、イライラや気分の落ち込みといったPMS(月経前症候群)の原因になります。
実際に、PMSの症状がある女性でビタミンB6不足が見られた例もあり、ビタミンB6摂取でのPMS予防効果が期待されています。
美容効果
人の肌や髪、爪の主成分はたんぱく質です。
ビタミンB6が食べ物から摂取したたんぱく質を正常に代謝することで、肌や髪、爪の成長を促し健やかにしてくれます。
ビタミンB6不足と過剰症
ビタミンB6が不足すると、倦怠感やイライラ、手足のしびれ、貧血などの症状がでることがあります。
さらに、体内でのたんぱく質の代謝がうまく行われず、皮膚炎などの肌トラブルも起きやすくなります。
特に症状が出やすいのが粘膜です。
口内炎や、口角炎、目が疲れやすくなるといった症状もビタミンB6不足で起こりやすくなります。
一方、体内で使われなかったビタミンB6は排泄されるため、過剰症は起こりにくいです。
ただし、サプリメントなどで一度に大量に摂取すると、手足のしびれや痛みなど、感覚神経に異常が出てしまうことがあるので注意が必要です。
ローヤルゼリーは、ビタミンB6を含む40種類以上もの栄養素が含まれているため、毎日の栄養補助にぴったりな食品です。
しかしビタミンB6はデリケートで、高温や低温、光にさらされると栄養が損なわれてしまいます。
対して、一般に流通しているローヤルゼリーは鮮度を保つために冷凍処理されていることがほとんどです。
ビタミンB6摂取を目的にする場合は、製品の内容を確認し、自分にあったものを選ぶようにすると良いでしょう。
どれを選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひ、参考にしてみてください。 続きを読む