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ヨーグルトとローヤルゼリーを混ぜる

ローヤルゼリーは甘味がほとんどないうえに、舌を刺すような独特の酸味があるため、食べ難いと感じる人も多いです。
ローヤルゼリーが口に合わないときは、他の食品と混ぜて食べるのもおすすめです。
食べ合わせには相性がありますが、今回はヨーグルトと混ぜる食べ方についてご紹介します。

ヨーグルトと混ぜる

ローヤルゼリーとヨーグルトは相性の良い食品です。
ヨーグルトのまろやかさと適度な酸味が、ローヤルゼリーの独特の風味を和らげて食べやすくしてくれます。

また、栄養面でもローヤルゼリーとヨーグルトは相乗効果が期待できます。
特に注目したいのが骨粗鬆症予防と整腸サポートです。

ヨーグルトには、骨の健康に欠かせないカルシウムが牛乳の約1.1倍含まれています。
そしてローヤルゼリーに含まれている特有成分デセン酸には、カルシウムが骨に沈着するのを促す働きがあり、両者を合わせて摂ることで骨粗鬆症予防の相乗効果が期待できます。

さらに、ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌といった、人にとって良い働きをする菌が含まれており整腸効果がある事でも知られています。
しかし、これら腸内細菌の働きを活発にするには、菌のエネルギー源となるエサが必要です。
ローヤルゼリーにはその乳酸菌やビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖が含まれているため、合わせて食べると腸内環境改善も期待できるのです。

注意点

ヨーグルトの種類

ローヤルゼリーと合わせるヨーグルトは、基本的にどんな種類でもかまいません。
ただし、毎日食べることを考えれば、カロリーや糖分、脂肪分を摂り過ぎないように意識したいものです。
特にローヤルゼリーに含まれるビタミンB群は、糖や脂肪の代謝で消費されます。
そのため、ローヤルゼリーと混ぜるヨーグルトに糖分や脂肪分が多く入っていると、それだけビタミンも消費されてしまいます。
ヨーグルトは糖分を控えめに、かつ低脂肪タイプなどから選ぶようにすると良いでしょう。

温めない

ヨーグルトの食べ方のひとつに温めて食べるホットヨーグルトがあります。
お腹を冷やさずヨーグルトが食べられると、冷え性やお通じが気になる女性に人気の食べ方ですが、ローヤルゼリーと混ぜる時は温めてはいけません。
理由はローヤルゼリーが熱に弱く、熱い食品と混ぜると主成分であるたんぱく質が変質し、栄養が損なわれてしまうためです。
たんぱく質は60度以上で変質がはじまるため、体の冷えが気になる方はぬるめに温めると良いでしょう。

金属製のスプーンを使用しない

ヨーグルトとローヤルゼリーを混ぜる時は金属製のスプーンや食器を使用してはいけません。
ローヤルゼリーに含まれる一部栄養素が金属に触れると損なわれてしまうためです。
金属製のスプーンを使ったからといって全ての栄養素が無くなってしまうわけではありませんが、ローヤルゼリーに含まれる栄養素をできるだけ無駄なく摂取したいと考えるなら、プラスチックや木製の食器を使うのがおすすめです。

このように、ローヤルゼリーとヨーグルトは相性が良い食品です。
ローヤルゼリーは、牛乳やアイスクリームといったヨーグルト以外の乳製品とも相性が良いですが、特にローヤルゼリーの酸味を和らげてくれるのがヨーグルトです。
ご自分でも好みのローヤルゼリーの食べ方を探してみてはいかがでしょう。

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