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ローヤルゼリーの色

ローヤルゼリーは、ハチミツと同じように蜂の巣から採れますが、その見た目の色はハチミツとは全く異なります。
ローヤルゼリーの色について解説します。

ローヤルゼリーの色

乳白色の王乳

ローヤルゼリーの色は乳白色と表現されることが多いです。
トロリとしていてまるでクリームのような質感です。

その乳白色の見た目と、女王蜂になる幼虫のための巣である王台に蓄えられることから、日本では「王乳」とも呼ばれます。
また、ローヤルゼリーを王台から採取する作業は、搾乳と言われています。

ローヤルゼリーの作り方

ローヤルゼリーを作るのは若い働き蜂です。
元になるのは花粉で、働き蜂が花粉を食べて体内で消化し、その後、下咽頭線と大アゴ線かローヤルゼリーとして分泌します。
このうち、下咽頭線からはたんぱく成分を、大アゴ線からは脂肪酸を合成しています。

蜂が集める花粉の色はさまざまですが、主に黄色やオレンジ色が多いです。
これら黄色系の花粉が、働き蜂の体内で分解・合成され、乳白色のローヤルゼリーとして生まれ変わっているのです。

色の違いについて

採取タイミングによる違い

ローヤルゼリーは同じ生産地のものでも時期や採取のタイミングによっては、多少色が違って見えることがあります。
これは、ローヤルゼリーが生きた働き蜂によって分泌されるものであり、また多くの働き蜂によって集められた天然の素材であるためです。
採取された養蜂場によってはさらに色の違いをハッキリ感じることもあるでしょう。

そのため、色の違いだけでローヤルゼリーそのものの栄養価の優劣を判断することはできません。
商品選びで色の違いに気付いたら、一度製品に記載されている栄養成分を見比べてみると良いです。

劣化による色の違い

天然素材で、商品によっては色に若干の違いのあるローヤルゼリーですが、劣化によって変色することもあります。
ローヤルゼリーは採取から時間がたつとどんどん黄色みが濃くなり茶色っぽくなってしまいます。
特に生ローヤルゼリーは熱や光に弱く、保存状態が良くないと濃い茶色にまで変色してしまうこともあります。

そのため栄養補助食品などとして購入したローヤルゼリーは、正しく保存し、賞味期限内で飲みきることが大切です。
ローヤルゼリーは時間がたてばたつほど栄養価が損なわれてしまいます。
しかし、正しく取り扱っていれば多少色が濃くなっていたとしても安全に飲むことができます。

このように、ローヤルゼリーは、働き蜂から分泌されてすぐは乳白色をしています。
しかし、時間がたつと茶色っぽく変色してしまうこともあるのです。
見た目の色だけで品質を判断することはできませんが、色の違いについて知っておくと、健康補助食品としてローヤルゼリーを購入した後も、正しく取扱うことができるのではないでしょうか。

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