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ローヤルゼリーの飲み合わせ(漢方薬)

ローヤルゼリーはミツバチ由来の天然成分です。
栄養補助食品なので気軽に食べていただくことができます。
しかし、中には飲み合わせに気をつけたいものもあります。
今回はローヤルゼリーと漢方薬の飲み合わせについて解説します。

漢方薬の作用

漢方薬とはいわゆる生薬のことです。
草花や動物、鉱物といった天然素材の中から、人の体質や体調に影響を与えるものを選んで体調を整えるお薬として使用します。

一般的な病院などで処方される細菌の活動を止めてしまう抗生物質や、痛みを取り除く鎮痛剤などのように、直接的に細菌やウイルスをやっつけたり幹部を治療したりするお薬は、西洋薬と呼ばれています。
漢方薬は西洋薬とは少し異なり、体質を改善しながら症状の改善や回復を目指すものです。

漢方薬は薬局で購入できる物もありますし、治療方針や体質によっては病院でも処方されることもあり、生活の身近にある薬だと言えます。
ただし、西洋薬と同様に漢方薬にも副作用があったり、飲み合わせに気をつけなくてはいけないものがあったり、体質によっては漢方薬そのものが合わない場合もあります。

ローヤルゼリーとの飲み合わせ

ローヤルゼリーも漢方薬との飲み合わせに注意したい食品のひとつです。
ローヤルゼリーはお薬ではありませんが、含まれている40種類もの栄養素の中には漢方薬と相性が悪い栄養素もあるのです。

特に相性が悪いのが鉄分とタンニンです。
ローヤルゼリーには鉄分が含まれており、食事で不足しがちな鉄摂取をサポートしてくれますが、漢方薬に含まれるタンニンにはその鉄の吸収を阻害してしまう働きがあるのです。

そのため、漢方薬とローヤルゼリーは飲み合わせを避けるのがよいです。
併用したいときはタンニンと鉄を一緒に摂取しないよう、間隔を1時間以上あけて飲むようにします。

例えば、整腸や月経不順などに用いられる大黄もタンニンが含まれる漢方薬のひとつです。
漢方薬を選ぶ場合や、漢方薬を飲んでいてこれからローヤルゼリーを始めたいとお考えの方は、念のため、医師や薬剤師に飲み合わせを相談してから決めるようにすると良いでしょう。

ローヤルゼリーは多くの人に選んでいただける栄養補助食品です。
しかし、ご紹介したように飲み合わせによっては相性の良くない漢方薬も存在します。
タンニンが含まれていない漢方薬でも、種類や飲み合わせによっては思わぬ副作用が出てしまう可能性がありますので、併用は慎重になりましょう。

ちなみに、タンニンは漢方薬以外の身近な食品にも含まれています。
例えば玉露茶や紅茶にもタンニンが含まれています。
ローヤルゼリーを摂取する時は、これらもタンニンを含んだ飲み物は避けるようにしましょう。

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