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ローヤルゼリーのデメリット

栄養価が高く、健康食品として人気のローヤルゼリーですが、デメリットもあります。
ローヤルゼリーを選ぶうえで大切なことですので、ぜひ知っておきましょう。
ローヤルゼリーのデメリットは大きく2つ、「価格」と「アレルギー」です。

価格が高価

ローヤルゼリーの名前はよく知られていますが、実はとても貴重な物質で、価格は高価です。天然ローヤルゼリーは若いミツバチだけがわずかに分泌できる物質であり、化学合成などで大量生産できるものではありません。
近年では1つの巣から採取できるローヤルゼリーの量を増やす人工王台という技術が開発されていますが、それでも貴重な食品であることに変わりはないのです。

ローヤルゼリーには外国産と国産があり、鮮度などの理由により特に貴重とされているのが国産ローヤルゼリーです。
相場でいえば、外国産の生ローヤルゼリーが100gあたり2,000~3,000円程度で販売されている一方、国産の生ローヤルゼリーは100gで1万円ほど、中には3万円にもなる商品もあります。

もちろん、値段が安い物はダメというわけではありません。
ローヤルゼリーは貴重で高価なものですから、安心できる品質を納得できる価格で選ぶことが大切です。

アレルギーの可能性

天然由来で安全性が高いローヤルゼリーですが、ごく稀にアレルギーを引き起こすこともあります。

アレルギーにもいろいろな種類がありますが、ローヤルゼリーで懸念されているのは食物アレルギー、花粉アレルギー、蜂アレルギーです。

アレルギーは全ての方に起こるわけではなく、また、どんな食べ物にもアレルギーの可能性はあるため、ローヤルゼリーが特別危険というわけではありません。
ただし、アレルギー体質の方や、喘息をお持ちの方、過去10年以内に蜂に刺されたことのある方はローヤルゼリーの摂取は慎重になる必要があります。

独特の味

蜂から採れる物質と聞くと、ハチミツのように甘い味をイメージしている方も多いかもしれません。
しかし、実際には生のローヤルゼリーには舌に感じる甘みはほとんどありません。
むしろ、独特の酸味と苦みがあり、食べにくい味です。

味が独特なロールゼリーを粉末状にしたり、他の素材と調整して食べやすくした製品もありますが、手を加えることで生ローヤルゼリー本来の栄養分は多少損なわれてしまうデメリットもあります。

ローヤルゼリーを選ぶときは、購入のしやすさだけではなく、食べやすさや品質も気にかけて選んでみると良いでしょう。

ローヤルゼリーのデメリットをご紹介しました。
アレルギーについて聞くと不安になった方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえアレルギー体質であってもローヤルゼリーで必ずアレルギーが出るというわけではありません。
体への影響について気になる点は罹りつけの医師などに相談しながら、慎重に利用しましょう。

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