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ローヤルゼリーの価格

一般的に、ローヤルゼリーは貴重で高価な物質です。
では、その価格は具体的にいくらぐらいなのでしょう?
ローヤルゼリーの価格と品質について解説します。

ローヤルゼリーの価格相場

一口にローヤルゼリーと言っても、商品に含まれている形状によって大きく3種類あり、それぞれに価格相場が異なります。

100gあたりの価格相場
・生ローヤルゼリー 2,000~5,000円
・乾燥ローヤルゼリー 2,000~3,000円
・調整ローヤルゼリー 1,000~2,000円

価格帯に幅があるのは、製品によって品質が違うためです。
例えば、生ローヤルゼリーで高品質とされるものであれば100gあたり1万円以上するものも珍しくありません。

ローヤルゼリーは1つの巣箱から取れる量が少なく、よく採れて2~3日で15gほどです。

また、もっとも天然の状態に近い生ローヤルゼリーは、鮮度が命でといっても過言ではなく、製品化にはスピードが要されます。
日本国内のローヤルゼリーの品質基準を定めている自主規制団体「全国ローヤルゼリー公正取引協議会」の「ローヤルゼリーの表示に関する公正競争規約」によると、生ローヤルゼリーは、ローヤルゼリーを採取するための王台を設置した後(移虫後)72時間以内に採取しそのまま瓶詰したものと定められています。

このように、ローヤルゼリーの商品化は、生きた虫を扱うため慎重さとスピードが必要で、作業には手間もかかります。
そのためどうしても価格が高価になってしまいます。

価格を決める品質の違い

ローヤルゼリーは品質が良いほど価格が高価になります。
価格の決め手となるのは次のような項目です。

・成分内容(デセン酸)
・加工や調整内容
・品質管理

同じ生ローヤルゼリーでも、成分内容にはちょっとした違いがあります。
特に注目したいのがデセン酸の含有率です。
デセン酸はローヤルゼリー酸とも呼ばれる、ローヤルゼリーの特有成分で、デセン酸が多いほど品質は高くなります。

そして、乾燥タイプや調整タイプでは、どんな方法や内容で加工しているのかによっても品質が違ってきます。
例えば、乾燥ローヤルゼリーであれば、生ローヤルゼリーから水分を取り除く際に、できるだけ元の成分を維持したり、鮮度を保てるようにしたりなど、製品によって施されている工夫が違います。
また、調整タイプでも、ローヤルゼリー以外で使われている成分の品質や、ローヤルゼリーの含有量で品質や価格が異なってきます。

品質を表す公正マーク

ローヤルゼリーの価格は商品によってもさまざまですが、必ずしも値段が高いから品質が良いとも限らないのも事実です。
そのため、価格と品質でご自身が納得できるものを選ぶことが大切です。

ローヤルゼリーの品質の目安となるものに「公正マーク」があります。
「公正マーク」は前述した「全国ローヤルゼリー公正取引協議会」によって、含有成分や衛生面、製造工程といった細かな品質審査に合格した製品にのみ表示が許されます。

そのため、商品を比較するときは「公正マーク」が表示されているものから含有成分や価格を比較してみるとより選びやすくなります。

ローヤルゼリーは高価な品であるだけに、中には粗悪品が紛れている可能性もあります。
価格が高いから優れている、安い商品は粗悪だ、とは安易に断定できません。
価格相場や品質の見分け方を知り、ご自身が納得できるものを選ぶようにしましょう。

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