ローヤルゼリーの産地（台湾）

日本では国産のローヤルゼリーが人気です。そして次いで人気なのが台湾産です。
ローヤルゼリー生産地としての台湾の特徴や、台湾産ローヤルゼリーの品質についてご紹介します。

台湾産の特徴

蜂は寒さに弱く、日本の秋冬には活動できなくなってしまいます。
対して、台湾は一年を通じて温かく、養蜂に適してる国です。

台湾があるのは沖縄県よりもやや南で、亜熱帯～熱帯地域に位置します。
冬でも気温は20度前後と温かく、通年でローヤルゼリーを生産することができます。
そのため安定供給が難しい日本産ローヤルゼリーと比較すると、価格は安いです。

台湾産ローヤルゼリーの品質

ローヤルゼリーの品質の決め手となるものに「鮮度」があります。
ローヤルゼリーは酸化しやすく、蜂の巣から採取して時間がたてばたつほど栄養素が損なわれやすくなってしまいます。
そのため、採取後は品質の劣化を防ぐために冷凍し、その後に製品化するなど、鮮度が重視されているのです。

その点、冷凍してしまえば鮮度も損なれにくくなるうえに、台湾は日本に近い場所にあることから、外国産の中でも高品質として扱われることが多いです。

またローヤルゼリーは天然の素材でるため、産地の環境も気になるところです。
日本で消費されるローヤルゼリーはそのほとんどが中国産ですが、中国は環境汚染がニュースの話題になることもあり、中国産と聞くだけで品質に不安を覚える人も少なくありません。
もちろん、中国産ローヤルゼリーにも品質が良いものは多くありますが、このような理由から心情的に中国産よりも台湾産が好まれる傾向にあるのも事実です。

台湾産ローヤルゼリーを購入する方法

日本で販売されているほとんどのローヤルゼリー商品には、ローヤルゼリーの原産国が表示されているため、台湾製かどうかを見分けるのは容易です。
ただし先述のように中国産が多いため、ドラッグストアなどで製品表示をひとつひとつ見比べながら台湾産を探すのは手間がかかります。

そこで、日本で台湾産ローヤルゼリーを探すなら、インターネットなどでの通信販売がおすすめです。
栄養表示や価格も比較しながらご自身に合ったものを選んでみて下さい。

台湾は気候に恵まれローヤルゼリーの産地として適していることから、生産量が多く、価格は比較的安価です。
さらに日本までの移送距離が短く、品質も損ないにくいです。
これらのことから、台湾産ローヤルゼリーは高品質で安いと言えます。
もちろん、産地だけで商品の品質を判断することはできませんが、商品選びに迷ったときの参考にしてみて下さい。