ローヤルゼリーの成分(タウリン)
ロイヤルゼリーの成分、タウリンについてご紹介します。
ローヤルゼリーに含まれるタウリン
ローヤルゼリーに含まれるタウリンは、アミノ酸の一種です。
人の体内にも存在し、健康維持に欠かせない成分です
人の体はアミノ酸やビタミン、ミネラルといった様々な栄養素によって健康が保たれています。
人の体に存在するアミノ酸の種類は、タウリンを含めて約20種類といわれています。
タウリンはそのアミノ酸の中でも他とは少し違った特徴を持っています。
体内にあるほとんどのアミノ酸は、その他のアミノ酸と結合し、タンパク質として内臓や筋肉を構成しています。
しかし、タウリンはタンパク質として結合することはありません。
そのため、遊離した状態で存在していることを意味する含硫アミノ酸(がんりゅうアミノさん)と呼ばれることもあります。
タウリンはローヤルゼリー以外の食べ物ではイカやタコ貝類といった魚介類に多く含まれています。
また、人の体内でも合成することができます。
タウリンの効果
肝臓の働きを助ける
タウリンには肝臓を構成する細胞の再生を活発化させたり、アルコールの代謝を促したりする働きがあります。
肝臓は、食べ物から得たエネルギーを使用に適した状態に変換して体中に送り出したり、体内の有害物質を解毒したりと、人の健康や生命維持に重要な臓器のひとつです。
そのため肝臓の働きをサポートするタウリンも健康維持には欠かせません。
疲労回復
タウリンが肝臓を助けて代謝をアップさせることで、体にエネルギーが運ばれやすくなり、疲れを感じ難くなったり疲れが回復しやすくなったりなど、スタミナップ効果も期待できます。
また、タウリンはγ-アミノ酪酸(ガンマアミノらくさん)の働きをサポートします。
γ-アミノ酪酸は別名GABA(ギャバ)とも呼ばれる、気持ちを穏やかにする働き持つ非必須アミノ酸です。
つまり、タウリンのスタミナアップと安眠の相乗効果により疲労回復にも役立つのです。
生活習慣病予防
タウリンには血中コレステロールを減らす性質があります。
これはタウリンに胆汁酸の合成を促す働きがあることが理由です。
胆汁酸を作るにはコレステロールが必要になるため、タウリンが胆汁酸の合成を促進することで、材料となるコレステロールが消費されやすくなるのです。
さらにタウリンには高血圧予防効果も期待されています。
このようなタウリンの血中コレステロールを下げる効果や高血圧予防効果により、心筋梗塞や脳梗塞といった生活習慣病予防にも繋がります。
タウリンの不足と過剰症
タウリンが不足すると疲れやすくなったり、高血圧や肝機能の低下の原因になります。
またタウリンが多く存在する目にも機能障害が起きる可能性が示唆されています。
過剰症については、タウリンは安全性が高く、摂り過ぎても健康に害を及ぼす心配はないとされています。
多少多く摂取しても、体内で使われなかった分は体外に排出されてしまいます。
ローヤルゼリーを毎日適量摂取する程度で過剰症になる心配はないでしょう。
ただし、持病をお持ちの方や常用しているお薬がおありの方は、栄養補助食品が思わぬ悪影響を及ぼす可能性もあります。
摂取する前に医師するようにしましょう。
タウリンを含む食品は多くありますが、タウリンは水溶性で熱にも弱い為、調理すると汁に溶け出したり、加熱で3~5割減ってしまいます。
ローヤルゼリーであれば生タイプや非加熱製法の乾燥タイプがおすすめです。
ご自分にあった栄養補助食品を選んでみて下さい。
どれを選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひ、参考にしてみてください。 続きを読む